HOME > すべての記事 > 年代別アトピーの原因と治療法~赤ちゃん・乳幼児編~ > 乳幼児のアトピーの悪化しやすい体の場所は月齢が小さいときは顔が多い

乳幼児のアトピーの悪化しやすい体の場所は月齢が小さいときは顔が多い

アトピーの悪化しやすい体の部位はどこだろうと考えるとき、年代によっても悪化しやすい場所は違ってくるように思います。
特に、乳幼児は顔が一番悪化しやすく、赤いぶつぶつから始まって、ジュクジュクとしたひどい状態になりやすいように思います。体の他の部分にほとんど出ていなかったとしても、顔は非常に目立ちます。

「アトピーです」と看板を掲げているかのようなので、親としては切ない気持ちでいっぱいになります。

顔が悪化すると目立つからつらい

乳幼児のアトピーは顔に出やすいため、とても目につきやすく、わが子なので文句なしに可愛いのに、「腫れていなければもっとずっとかわいいのに、どうして腫れがひかないんだろう、何とかならないだろうか」と、悩みは尽きません。

顔はステロイドの吸収量が多いし、乳幼児には将来的な影響がはっきりしていないから、できることなら使いたくありません。
外出すると、「かわいそー」という声がひそひそ聞こえてくるのもつらさを倍増します。

実際問題のところ、手をこまねいていたとしても、顔が特にひどくジュクジュクしているのは生後1才くらいまでで、1才を過ぎると体の方がひどくなり、全体的に乾燥してきます。

傷になってしまったところがあれば、そこは血や体液が出てきやすいのですが、それ以外の部分は酷いカサカサ肌といった状態になります。
関節部分がたいていどこも悪い状態になるので、痛そうなのがとても切なくなります。

掻かないようにする工夫よりも原因を探ろう

掻かせないよう手袋をつけたり爪を短く切ったり、掻いている手を払いのけたりと、あれこれやってみます。
どんなことでも何もしないよりは効果がありますが、全体として効果はあまりありません。

アトピーのかゆみは体の中から突き抜けてくるので、表面的な工夫は効果的ではないのです。
ものすごいかゆみが体の中から出てくるため、無意識のときに特にひどくしてしまいます。意識しているときも、かゆみは強い刺激です。

「こんなものが!?」と思うような些細なことが引き金になっていることがあります。
乳幼児の場合、根本原因がわかればそれに対してちょっとした工夫であっという間に改善されるので、効果の少ない努力を延々行うよりも、根本原因を探ろうとすることが大切です。

粉ミルクの銘柄があっていないときもあります。ダイエットにいいといわれるラクトフェリン、これは牛乳アレルギーの赤ちゃんには合わないことがあります。
アレルギー対策に「E赤ちゃん」と言いますが、乳成分を適当な分子量に適当に分解しているだけなので、アレルギー対応の粉ミルクではありません。

我が家の三男は、明治の普通の粉ミルクよりも、E赤ちゃんの方が激しいアレルギーを起こしました。
「人がいいと言っているから」ではなく、子どもに本当に合っているのか、いろいろと飲ませてみることが大切だと思います。

体を洗うボディソープを変えてみるなど、工夫をするところはたくさんあります。
石鹸の洗い流しが少しでも甘いと、それだけでも肌がスパッと切れてしまうことがあります。

日々の積み重ねでも、肌はいかようにもなります。怪しいものは疑ってみる、変えてみて変化がなければそれは原因とは言えないかもしれませんが、怪しいと思うものを別のものに替えてみると驚くほどよくなったり悪くなったりします。
悪くなるときは、前の物より今の物のほうがさらに悪いけれど、悪くなる原因がそこにあることがわかります。

乳幼児は掻くのが下手だから

乳幼児は、自分の体を掻くのがへたくそです。つめがとても薄くて鋭いので、長いときはスパッと肌を傷めてしまいます。
そうならないように、短めに爪を切っておくだけで十分に効果はあります。

力もないし、孫の手も使えるわけではないので、体中がかゆいとしても、大してうまく掻き壊すことができないので、悪化しにくくなっています。
それでも悪化していくときは、悪化するだけのことがある、大きな要因に気がつけていないのだと思います。掻くのがまだまだへたくそなうちに、さっさと原因を探す努力が必要です。

また、体がかゆいと自分ではどうしようもないため、アトピーが悪いときは、夜、子どもの寝付きが悪くなります。十分に寝られないので、子どもでも疲れたような様子を見せます。
乳幼児は意識して起きようとしている大きな子どもとは違うので、寝なさいと言って怒る訳にもいきません。親子の安眠のためにも、原因究明が急がれます。

あまりシャカリキに治そうとしないほうが◎

何とか原因を探ろうと、シャカリキになってしまうお母さんがよくいます。かくいう私もシャカリキになりました。
シャカリキになった結果、見えているはずのものが見えておらず、原因と思しきものが、今はよくわかった風なことを言いますが、全く見えなくなってきていました。

薬で治らない息子の体が、石鹸を替えた位でどうにかなると思っているほうがおかしい、ミルクを変えたらどうにかなる、と思っているほうがおかしいと思っていました。
しかし、実際問題として、夫に無理やり変えてみるようにしつこく言われて変えたら、劇的に改善したものがかなりありました。

もちろん劇的に悪化したものもありましたが、それを「こんなものを勧めて!」と怒るのではなく、「これがこれほど合わないのであれば、これより程度がましだったとしても、もともと使っていたものもあっていないのだ」という頭がはたらいてしかるべきですが、働いていなかったように思います。

今だからそう思うのですが、肩に力が入りすぎて、せっかくの兆候を見逃してきたように思います。
一歩離れて、全体を見回すように、肩の力を抜く必要があったとしみじみ思っています。
悪化しているのを放置するのと、ちょっと離れて見てみるのとは違うのですが、この違いが一生懸命な時はわかりにくいようです。

  • アレルライトハイパー

    • 日清食品グループ独自の研究成果で内側からケア
    • たった2粒に5,000億個の自然由来の乳酸菌配合
    • 季節や環境による不快な調子を爽快に!
    • 皮膚や粘膜の健康維持を助けるビオチン配合
    • 飲みやすい小粒で1日分わずか1.57kcal
    乳酸菌の種類商品形状その他成分
    リフレクト乳酸菌(T-21株)ビオチン

    詳細はこちら

  • アレルファイン・ゼロ

    • すこやか肌対策サプリメント人気No.1
    • 医師の95.8%が飲み続けたいと答えたサプリ
    • 試験済みサプリメント!公的機関で効果を実証済み
    • 皮膚科医・内科医・小児科医のコラボにより誕生
    • 初回のみ送料500円(税抜)のみ
    乳酸菌の種類商品形状その他成分
    乳酸菌K-2カプセルセラミド、ヒアルロン酸

    詳細はこちら

  • アレルナイトプラス

    • メディアで話題の乳酸菌配合美容サプリメント
    • 1本で植物性バチルス乳酸菌100mg含有(1,000億個)
    • キレイを育てる美容成分を15種類配合
    • 専門家と共同開発!安全性&信頼性重視の成分のみ
    • グレープフルーツ味で飲みやすい!
    乳酸菌の種類商品形状その他成分
    植物性バチルス乳酸菌顆粒ビオチン、ビタミンB群、ハーブ他

    詳細はこちら

関連記事