花粉がつらい。息ができない鼻ががびがび。花粉症初体験。

私は成人アトピーで、長男と三男は生まれたときからアトピー。家族は総アレルギーです。
しかし、幼少時にほこりっぽい古い家で育ったためか、ちょっとほこりがたったくらいで目から鼻からだらだら流し続け、くしゃみが止まらなくなる夫や子供たちに比べると、格段に耐性がありました。

しかし、今年の春、とうとう異変が起きました。

のどと鼻の奥が痛い

マスクをして外出しても、喉と鼻の奥が痛くなり、くしゃみと鼻水が止まらなくなりました。
庭木に水をあげるときも、マスクは必需品。しかも、それでも喉と鼻の奥が痛くなり、くしゃみと鼻水が止まりません。隣の家に回覧板をもっていっただけで、アウト。

喉と鼻の奥がつんつんしてとても痛い。くしゃみが止まらず、点鼻薬をとうとう常時使いする羽目になりました。
痛みは点鼻薬を使うと取れますが、不愉快極まりない感じです。

鼻水がだらだら出続け、そのくせ詰まりやすく、鼻の取りすぎで鼻の周りはがびがびに。鼻の中もあれていて、鼻水に鮮血が混じっています。
目の周りもなんだかムズムズします。幸いコンタクトが入っているためか、今のところ結膜炎にはなっていませんが、心配なので早朝の花の水やりは眼鏡にしようと思っています。

桜が咲き始める前に東京に行くと

マスクとティッシュを大量に常備しつつ、東京に3月の末、出かけました。一人で長野にいてもつまらなかったし、三男の入学式と花見が一緒にできると思って、いそいそと上京したわけです。
次男の入学式にもいかなかったので、もちろん目当ては桜。でも、花粉が気になります。

東京でも鼻水がだらだらで、くしゃみを連発するので、「家に引きこもっていよう。窓なんて絶対あけないぞ！」と思ってしましたが、忘れもしない、靖国神社で満開宣言が出されたとき、ふと、鼻が楽になっていることに気が付きました。
周りの東京都民と思しき人々も、一気にマスク率が下がってきました。

「花粉が終わった！やった！やれやれ」と思うのですが、念のためマスクは欠かせません。
外でマスクしていれば、家に帰ってからくしゃみ鼻水にならずに済むので、これだけでOKと思うととてもさわやかな気持ちになりました。

長野の桜が咲き始めること長野に戻ると・・・また花粉！？

長野の桜が咲き始める4月10日ごろに長野に戻ったところ、駅に降り立つや否や、花粉症がさく裂しました。
喉が痛い。花も痛い。鼻水とくしゃみが止まりません。また鼻の周りががびがびに。

いかん、長野ではまだ何らかの花粉が飛んでいるらしい、そういえば長野特有の変な花粉がると聞いたことがあると、柄にもなく冷静に分析するものの、庭木に水やりするだけでも、隣に回覧板をもっていくだけでも鼻が爆発します。

そんな話を久しぶりに実母にすると、「それはヒノキだよ。ここらもヒノキが始まってから、つらい」700キロかなたで母も花粉症に苦しんでいるようです。
でも、子供の血液検査では、どの子もスギは１００以上だったけれど、ヒノキには数字があったと記憶しています。

そうかなぁというと、母はまた、いつものように根拠もないくせに「そうだよ！ヒノキだよ！」というので、ヒノキということにしておきました。なんにせよ、花粉症はつらいです。

空気がきれいでも花粉はダメだった

「花粉が～花粉が～息ができない～くしゃみが止まらない～鼻ががびがび～」とスカイプで夫に泣きつくと、そばにいた三男が、「東京より長野の方が花粉が多いね、俺も苦しかった」と言いました。
「田舎の方がましだっていうのにねぇ」というと、「そうだけど、でも、長野の方がきつかったよ」ときっぱり言います。

「長野特有の草の花粉もあるらしいよ、名前忘れたけど」というと、「ふうん」と興味もなさそうです。
「長野も空気が悪くなってきて、花粉症が爆裂するようになったのかねぇ」というと、「何言ってんだよ、東京の方が空気は格段に汚いに決まってんだろ！長野の方がずっと空気がいいじゃないか。何言ってんだよ！」と。

連呼して怒らなくてもいいのに、ちょっと言っただけなのに、とぶつぶつ言いながらも、一応「ごめんなさい」と謝っておきました。
ここは謝るところか？悪いのは私？少し疑問が残りますが、息子には折れておくに限るかなと思いました。

新技、鼻の内外にワセリン

夫の会社の同僚が、「鼻の内外にワセリンをたっぷり塗っておいたら花粉症が楽になった」という話。夫がぜひお前もやれと、いつものように気軽に指令を出します。
「え～ワセリン？？どこまでどんだけ塗ればいいの？」というと、「そりゃあ中までたっぷりとだろ」とニコニコしています。

内側は塗りにくいし塗る姿がかっこ悪いし、外側は塗ったらピカピカ光ります。しかも、内側まで塗ったら詰まっていたってワセリン臭に悩みそうです。
でも、やるようにと夫からの指令。やらざるを得ません。

やってみたが、ワセリンは私にはいまいち

塗り方に躊躇がありすぎるのか、私には効果はいま一つです。
鼻周りの刺激は塗ったときに抑えてくれますが、その後の効果も薄げ。その成果気も進みません。

憂鬱になっていると、スーパーで、点鼻薬タイプの鼻の中の洗浄剤を発見しました。フマキラー「花粉　鼻でブロック　Mist Wash」です。
鼻の奥深くまでは洗えないようですが、とりあえず外から戻ってすぐ使うと、鼻がキンキンするのは防げます。

そうこうしているうちに、花粉もほんの少し、穏やかになってきました。
あと少し、Mist Washとマスクと鼻の周りのワセリンでごまかし続けていれば、花粉の爆裂シーズンが終わりそうです。もう少しの辛抱のようです。

あーあ、せっかく顔のアトピーがない状態が維持できていたのに、鼻の周りがこれじゃあ、台無しだ、と思いました。皮膚が弱いから、ティッシュで脂分が取れすぎて、すぐにかぶれてしまいます。
三男が隠し持っていたローションティッシュは、ちゃっかり引っ越し荷物に紛れて東京に移転しているようだし、もうしばらく私の鼻トラブル状態は続くようです。