アトピー児のマストアイテム【掃除機】アトピー対策から考える掃除機選び

ホコリやダニにめっぽう弱いアトピー児の生活で、どんなときにも絶対必要不可欠な家電といえばやはり「掃除機」。これがないとどうにもなりません。布団を干しても、干さなくても、布団の掃除機がけは毎日の必須作業。

布団用のノズルとともに、欠かせないのにすぐに壊れてしまいます。大体が3年スパンです。

掃除機選びのポイント

アトピー対策から考えると、掃除機に要求される性能は決して低くはありません。

吸込仕事率300W以上
近年、この性能を満たしていない掃除機が随分と増えました。ある程度すってくれないとダニも取りきれません。
値段よりも、この性能が満たされているかどうかが一番のポイントです。

排気はクリーンかどうか
排気がクリーンかどうかはまた、切実な問題です。業務用の布フィルターのものなどは、排気が綺麗とは言い切れないので、買い替えをおすすめします。

紙パックのものでも大丈夫ですが、パック内にゴミがたっぷり入っていると排気が綺麗とは言い切れないので、豆に中身を抜いて、パックそのものもまめに交換が必要になります。

私が選んだのは、ありきたりですが、「ダイソン」

ここ10年ほど、わが家ではダイソンの掃除機を使っています。
細かなゴミを綺麗さっぱり吸い上げてくれるのが、本当に頼もしいからです。今現在ダイソン2号機を使っています。夫は単身赴任先でダイソンの吸引力が恋しくなり、ハンディタイプのダイソンを買っていました。

ハンディタイプのダイソン掃除機の吸引力は通常のダイソンよりも、多少落ちますが、掃除機売り場でいろいろ試してみた他社製品よりも、ハンディタイプのほうが吸い込むように思います。

ダイソン1号機が壊れた時、家電量販店に行っていろいろ試してみました。そこにはレイコップ様もいらっしゃいました。
でも、私はレイコップ様は選びませんでした。
布団用に開発されているのですが、吸い込みが妙に甘い。重い。
他の家の中の掃除機と別に買う必要があるし、なんとなく、吸った感じが心もとない。

ダイソン以外のサイクロン掃除機も、そうでない掃除機も試してみました。
どれこれも、吸わない。吸引力に満足できないので、結局またダイソンを選びました。
ふとんやソファーに使えないし、贅沢だから、そもそもルンバは選択肢に入れていません。

アトピー対応としてはいいが、欠点だらけのダイソン

ダイソン、アトピー対策としてはいいのですが、日本製品にあるきめ細やかな心配りが全くありません。

カップが外れていても、平気で動いてしまう。
日本製品ではありえない安全ストッパーなし。
恐ろしいほどうるさい。しかも重くて小回りがきかない。
かなり改良されてきましたが、まだまだです。日本製品が懐かしい。

ハンディタイプの充電システム、恐ろしいほどお粗末。
携帯充電するみたいです。充電用おうち、ありません。
手元スイッチの電池交換にドライバーが必要。しかも、基盤がびよよーんと飛び出す。

ハンディタイプはカップがはずしにくくて片手でできず、そうでないものはカップを片手で外すと中身までばらまいてしまう。呆れたボタンシステム。

だれか、日本人技術者でも雇って、このあたり、改良して欲しいです。
ありえません、この性能。
しかし、この欠点を補って余りある吸引力。アトピー対策にはマストアイテムだと思います。

アトピーなんだけど、おすすめ掃除機って何？と聞かれると、私はハンディでないダイソンをおすすめしています。
決め手は使って満足の吸引力です。もう少し、安くなると嬉しいんですけどねぇ。