食べ物からアトピー改善を目指す

アトピーの原因は特定されていなく、遺伝によるもの、不規則な生活、食事で栄養の偏り、ストレスなど様々な要因が複合してアトピーという症状であらわれます。

原因は特定されていないものの、原因のひとつに食べ物があります。

食べ物を改善することでアトピーを改善することも可能なのです。

アレルギーを起こす食べ物

アレルギーを起こしやすい食材は、牛乳、卵、ナッツ類、チョコレート、魚介類、牛肉、豚肉、羊肉などがあります。

また蕎麦や豆類、バナナ、イチゴなどや、インスタント食品などもアレルギーを起こすことがあります。

添加物や着色料など人工的な成分は体内で消化するのにエネルギーを必要とし、生命活動に必要なエネルギーが不足することに繋がり、免疫力が低下してアレルギーも出やすくなります。

アトピーの場合は、できるだけアレルギーを起こしやすい食べ物は摂取しないよう心がけることが大切です。

摂取すべき食べ物

積極的に摂取すべき栄養は皮膚を健康に維持することができるビタミンとミネラルです。

ビタミンやミネラルの他にもたんぱく質、脂質、炭水化物なども摂取すべき栄養素です。

ビタミンやミネラル、たんぱく質などを偏ることなくバランスよく摂取することが大切で、これらをまんべんなく摂取できるのは和食です。

炒め物や揚げ物などが中心の洋食より脂の量が低い和食は、摂取し過ぎることはありません。

和食を食べる際には主食を玄米や雑穀にするとさらに良く、緑黄色野菜、海藻などを取り入れるとビタミンやミネラルが豊富に摂れます。

食生活の改善に取り組む

洋食中心の食生活で動物性食品の摂取、アレルギー反応を引き起こす食品を摂取する機会が増えていますが、これを和食にすることで油や牛乳などの摂取量を減らすことが可能になります。

和食が良いからといって厳しい食事制限をして和食だけにする必要はありません。

厳しい食事制限は逆にストレスになってしまい、体に良いものを食べたとしてもストレスがある場合は体に悪い影響を与えてしまいます。

洋食中心の食事をいきなり和食に切り替えることは難しいものです。

一気に和食にしなくても、今まで３食洋食であれば１食は和食にしたり、旬の野菜を食べたり、化学調味料の少ない食事を心がけたりするなど、徐々に食事の内容を改善していくことがアトピーの改善につながっていきます。

和食がアトピーの改善に良いものですが、気楽に食事を楽しみながらストレスなく食事の内容を変えていくことが良い方法です。