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食物アレルギーのある子供を預ける時、アナフィラキシーショックが心配

食物アレルギーのある子供を、保育園や学校、あるいは善意の第三者や両親、親戚などに預けるとき、不安でいっぱいになります。除去食の程度によっては、アナフィラキシーショックを起こしかねないからです。

自分自身を振り返ってみて、長男の離乳期ごろまでの私に預けるには非常に不安が付きまといます。中途半端な知識が怪しすぎるからです。
三男の小学校くらいまでのときの自分であれば、安心して預けられます。根掘り葉掘り聞きだして食べさせても問題ない物しか与えないでしょうし、誤飲事故や小さい子供がいるとき注意すべき事柄も熟知しています。

そして、子どもたちが大きくなってきた今現在の私には、どうでしょうか。

人は大変だった時のことを優先的に忘れる

自分が4才位のとき、姉とふすまに穴を見つけ、この先には何があるんだろうとメルヘン気分を起こし、結局二人で大穴を作って出たり入ったりしながら遊んでいたところを母に見つかり、猛烈に怒った母にトイレの入り口近くまで追い詰められたことがありました。

トイレの中にまだ黄色い電球が付いたままになっており、暗く、背後から黄色い灯りが効果的に漏れ、怒りの形相で迫りくる母が怖くて怖くて、ホラー映画のように「きゃああー」という感じでフェードアウト。

50才を過ぎた今でも鮮明に覚えています。フェードアウト後、どのように叱られたのか、その後ふすまはどうなったのか、全く記憶にありません。
穴が大きくなって、「竹が見えてきた!」と姉と興奮したことや、トイレの黄色い灯りははっきり覚えているのに、あとは全くです。

長男が3~5歳のころ、非常にアトピーが悪かったので、夫と二人交代で寝ないでそばで見ていたことや、ちょっと目を離すと血だるまになっていたこと、手探りで除去食を試みあまり食べてくれずストレスがMAXだったことなど。
様々な出来事があったにもかかわらず、記憶は絞り出さない限り出てきません。

「人は忘れるようにできている」と言いますが、全くその通りだと思います。本当につらかった時の記憶は鮮明には残りません。むしろ、記憶喪失のように消え去っています。

今現在の私は、アトピー対策、食物アレルギー対策で肝ともいうべき様々な事柄を、きっかけがないと思い出せない状態になっています。二人で必死で頑張ってきた夫も、「すっかり忘れている」と時々言います。本当につらかったから、覚えていません。

今現在の私に、食物アレルギーのある子供を預けられるかというと、小さな子供に危ないものがてんこ盛りの家で、かなりあやふやになった食物アレルギー・アトピー対策のノウハウをもとにしているので、三男が小学校くらいのときの私に比べると、預けるのには不安が残ります。

経験のない人はもっとアヤシイ

とはいえ、今の私と、三人の息子たちがお世話になってきた保育園の担任の先生と、どちらが安心して預けられるかというと、私の方が絶対安心だと思います。

経験も知識も乏しすぎ、夫曰く、「学年が変わるたび、担任が変わるたび、神経質になってピリピリしていた」ように、不安でたまりませんでした。
彼女たちが見ているのは大勢です。しかも、子どもの行動は予想範囲を超えています。何が起こってもおかしくありません。

同年代の子どもも、保育者よりももっともっと知識が偏っているので、「おいしいのに食べられないなんてかわいそう」と自分の親が言っていた、「食べさせてみればいいのに」と何気なく家庭で話していたりすると、良かれと思って「食べなさいよ」と勧めたり。
逆に、守ろうとして「食べられないのに!混ざってる!食べられないのに!」と連呼し、除去対応の混ざっていない似たようなものも騒ぎだしてしまいます。

保育者の監視の目をすり抜けてそういった事態も容易に忍び寄ってくるので、大人よりも子どものほうが怖い存在です。

いつまでも抱え込んで育てて行くことはできないから

心配だからと危なそうなものは全部与えず育てていくと、アレルギー体質が強いとそれこそ食べられるものが限定されてしまいます。

自家栽培の野菜と米、健康食品の店の味噌以外ほとんど何も食べさせない、アトピーだから、という人も実際に会ったことがありました。
親子でがりがりに痩せていて、子どもは放課後よその家に行きたがり、戸棚を勝手に開けて家探しして食べ物をねだり、根負けして与えると「食べさせないでって言ったのにどうして食べさせたの!」と怒鳴られることの繰り返しをしていました。おにぎりですらドカ食いします。

自分の目の届く範囲に子供を置き続けることはできません。食べたい気持ちをむりやり抑えて、このようなことを繰り返す姿を自分の子どもで見たくありません。長期的な栄養不良の心配もあります。
いつかは手を離して、危なくても預けなくてはいけません。でも、とても不安なものです。

預かる方も、よくわからないから困ったというリスクを抱えています。とても難しい問題です。人に預ける場合、「アトピーが多少悪くなってもその人は悪くない」という認識は欠かせないと思います。
アナフィラキシーショックだけはおこさないように、食べたらどうなるかわからないものだけを的確に伝えて置く必要があり、いつでも駆けつけられるようにしておくことがやはり不可欠なのではないかと思います。

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