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幼い子供のアトピーは自分のアトピーよりもつらい

小さいころから皮膚が弱くてかぶれやすくて、母が言うには「乳児湿疹がものすごくひどかった」そうですが、自分自身では自分はアトピーではないし、アレルギーってよくわからないし、自分は皮膚が弱い超敏感肌だとずっと思っていました。

長男が生まれて乳児湿疹が全身に出たのも超敏感肌の子供なので仕方がないとは思いつつも、「アトピー」だと診断されるまでアトピーかどうかもよくわからず、医者にやるようにと指示された対処方法がベストかどうかもわからず、いっぱいいっぱいの毎日を過ごしていました。

私の遺伝ではないと自己主張したい

長男がアトピーと診断されたとき、「私の皮膚が弱いから」と思う反面、衣類の模様替えをしただけで目から鼻からだらだら流れ出てくしゃみが止まらなくなる夫のアレルギー体質の方がはるかに影響している、「私は悪くない。私の血は劣等呼ばわりされたくない」という気持ちが頭の中にかなりあったように思います。

何かあると「嫁がいまいちだから」と言われるような気がしていました。
人を「馬の骨」呼ばわりできるほど素晴らしい一家か?

「けっ」と言ってやりたい気持ちがあるものの、惚れた弱みで我慢していたこともあって、「ほれみたことか」と言われかねず、そっちの劣等遺伝子のせいだろと、今にして思えばどっちもどっちの劣等遺伝子同士がうまく組み合わさったのでしょうが、「私は悪くない」と主張したかったように思います。

何かして、何かしらの努力をして子供の健康状態が上向くわけでもなく、努力が必ずプラス方向に作用するわけではなかったので、うまくいかないことを「誰かのせいにしたい」気持ちがいっぱいあったように思います。

自分もアトピーと診断されて愕然とする

三男もアトピーと言われ、三男の方がはるかにアレルギー体質も強く、これをほぼ薬剤なしでコントロールできている私はえらいと思っていました。

そんな矢先、もう30代になっているのに、全身を突き抜けるようなかゆみに襲われ、掻きむしって皮膚がとても悪い状態になり、「アトピー」と診断されたので、私は皮膚は弱いがアレルギー体質ではない、と自己主張したいものの、この状態では主張しきれないまま、茫然とする羽目に陥りました。

長男がすぐに掻きむしる根源がこのような激しいかゆみにあるのかと身をもって知り、そりゃぁ掻くわ、掻くなって言っても無駄だわとしみじみ思い、こんなにつらい病気なのかと痛感するようになり、「外に出たくない」「人目が気になる」という気持ちがとてもよくわかるようになりました。

つらいと思う反面、私は死にたいとは思いませんでした。
息子の気持ちがとてもよくわかるようになったので、いい体験だと思う部分がかなりありました。

「代わってあげたいとよく言うけれど、そんなの嘘だ」と言う人がいるように、親でもこんなのごめんだわ、一緒に早く治りたいと思いました。

子供を何とか治したいと思うけれど

自分が一日でも早く治りたいという気持ちと、子供が一日でも早く治るように願う気持ちを天秤にかけるとすると、子供が一日でも早く治った方がより嬉しいように思います。

自分のアトピーは確かにつらいのですが、目に見えているわけでもないのでひどさを実感できる部分が少なくなります。

自分が夜眠れないこと以上に、子供が夜眠れず掻いて悪化する様子を見ているしかできない自分の方がはるかに歯がゆい感じがします。

あの手この手を試してみることも、自分で試す分は失敗しようが跳ね返るのは自分自身なので、「あれ~これは失敗だったわ」と笑うだけで済みますが、自分の起こしたアクションで子供が悪化してつらい日々を過ごすことほどつらいことはありません。

何か新しい治療法が口コミで流れても、信ぴょう性がどの程度あるのかはっきりせず、やったからと言ってプラスに作用する確率が高いわけでもないのに、しかも試されるのは自分ではなくただでさえ病に苦しんでいる子供になります。

これ以上なぜ彼を苦しめる必要があるのか、何とかしたい反面、またいらないことをして悪化させる要因を作っているだけではないのだろうかという気持ちが頭をよぎって、早々新しいリアクションを起こせなくなってきます。

自分の肌がボロボロの方がつらくないけれど

アトピーがかゆいのも、掻きすぎたところが痛いのも、じくじく痛むのも、そこから炎症が起こって痛くてつらいのも、自分自身のことであれば、気にしないようにしていれば、心無い人にじろじろ見られない限り、隠れたい・消えたいと思わずに済みます。

息子の肌がボロボロなのを毎日手をこまねいてみている方がはるかにつらいと思います。

ある程度子供も大きくなってきたら、自分自身でコントロールも対処もできるようになるので、気に病む率もどんどん減ってはきますが、乳幼児の本当にかわいい時期に、子供の肌が荒れているのを見るのはつらいものがあります。

肌を何とかしてあげようとするがあまり、皮膚の状態の観察は十二分に日々行ってきていますが、かわいいしぐさや、新しいことに挑戦していく姿をじっくり観察していなかったことに、息子がかなり大きくなってから気が付きました。

本当にかわいらしい時期は子供の人生においてもほんの一時しかないのに、皮膚を気にするあまり、かわいいしぐさなどをじっくり目に焼き付けておくことをしていなかった自分は、なんてもったいないことをしたのだろうと思うばかりです。

子供のアトピーはつらいけれど、子供のかわいいしぐさを見逃しては何にもならないと思います。今しかないかわいいしぐさを目に焼き付けておかなかった自分がいまさらながら口惜しいと思います。

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