高校の修学旅行【アトピーだし、喘息もあるから】大丈夫の診断書をもらうまで

2015.12.04

長男（21）は見た目そのものもアトピーだったのですが、喘息も持っていたので、高校の修学旅行に行く前に、行くことが可能か、主治医の診断書を提出するようにと学校から指示が出ました。

修学旅行先が沖縄で、ビーチ体験【シュノーケリング体験】があったからです。
飛行機も問題視されていたのかもしれません。

おりしも、春の花粉の季節の終わりでした。
喘息の状態も良好な状態が続き、発作も息苦しさもないまま一年以上たっていたので、このころ花粉症対策として耳鼻科で点鼻薬などをもらっていました。

小児科には随分と行っていませんでした。
喘息に詳しくない方はご存じないかと思いますが、喘息はおとなになっても小児科で見てもらいます。バブバブ赤ちゃんたちに交じるのが辛いので、状態が悪く無いと足が本当に遠のきます。

近所にある皮膚科が長男は気に入っており、その皮膚科の隣に耳鼻科があったので、めんどうくさがりだから点鼻薬など耳鼻科でもらっていました。

修学旅行に行く前に、行きつけの病院に行って診断書をもらってこいと言われた話を耳鼻科でしたら、「血液検査をすべきだ！ずいぶんとやっていないそうじゃないか」と言われ、久しぶりに血液検査をさせられたと言いました。
ちょうどいいから、これで診断書もと思ったようです。

後日、結果が出て、しょんぼりして帰宅しました。
「大丈夫な季節がないと言われた」ということです。

代表的な花粉で検査したところ、反応が出なかった花粉がなかったからです。
医師は、ダイビングしようと泳ごうと大丈夫と言いたいところだけれど、と絶句したそうです。

結局長男は小児科に診断書を出して貰いに行き、ついでにもしもの時のための喘息を収めるグッズを大量にもらい、万全の薬常備の状態で修学旅行に行けることになりました。

診断書の代金については、おまけしてあげるよ！と言ってくれたそうで、とても喜んでいました。そこじゃないだろう、喜ぶところはと思ったのですが、彼は行けるか行けないかの瀬戸際にいたことに気がついていなかったようです。

高校生ともなれば、食べられないものは随分と減ってきているし、食べられないものを間違って大量に食べるような危ない橋はわたりません。自分の体は何より自分がいちばん知っています。

学校側は喘息の発作を最も心配したのでしょうが、長男程度の喘息はアトピーのおまけのようなもので、これで入院したことがあるわけでなし、重度の発作を起こして呼吸困難になったこともない軽度の喘息です。

もちろん、喘息は放っておいたら軽くなるようなものではないし、場合によっては死に至る病なので、注意は必要です。

それ以上に、息子のことなので、ホコリまみれのところに突っ込んでいくとか、羽目を外しすぎて、皮膚が激悪化して帰ってくるんじゃないか、それが一番の心配の種だったと思います。

学校側の警戒と親の心配をよそに、いきようようとゴキゲンサンで長男は帰ってきました。楽しかったようです。

アトピーは、不摂生したのでしょうね、
多少は悪くなってきているような気がしましたが、表情がとてもいきいきしていたので、補って余りある感じでした。

ビーチ体験は本当に楽しかったようです。行けて、本当によかったと思いました。