【検証】カサカサかゆかゆはミスユニバース式保湿で改善するのか

ミスユニバース候補生たちは、保湿をしっかりするように指導を受けるということをテレビで見ました。
周りにミスユニバース候補生がいるわけでもなく、若い頃も候補生に慣れたとは思えない私なので、真偽のほどはわかりませんが、保湿をしっかりした方が素肌がきれいになるというのは間違っていないように思います。

高い化粧水を使わなくても、ドラックストアコスメでも、最近の日本製の化粧水であればある程度の品質の高さがあるので、安くてもいいからたっぷり使うようにということで、普通の化粧水1本を1週間で使い切るそうです。

アトピックスキンは水分が少ない

アトピーのぐじゅぐじゅになっている本当に悪いところには、むやみに化粧水などは塗らない方がいいように思います。

ですが、単にかゆみがわずかにあってカサカサしているような状態であれば、水分が足りないことからくるかゆみも少なくなく、肌にバリアがないため外部刺激に弱いところもあるように思います。
肌の弱いアトピーの人でも使えるような化粧水はないわけではなく、刺激の弱い化粧水を探せば使うことも可能です。

探すポイントはというと、「肌にとてもいい有効成分〇〇が入っていない」ことが一番なのではないでしょうか。
なんだかんだと有効成分が入っていると、保存料やらなにやらいろいろてんこ盛りになり、肌に合わない成分が何かしら混じってくる可能性があると思います。

裏の品質表示には、表示義務のある成分以外は書かれていないこともあります。
もちろん全成分を記載しているものもありますが、全てがそうとは限らないし、書いていないものまで推定するのは難しいものです。

とりあえず、書かれている成分が少ない方がシンプルな成分構成なので、自分に合わないものが入っている可能性が減るのではないかと思います。

つまり選択肢としては、「表示成分が虫メガネを使わなくても読める量であること、むやみに有効そうな成分が入っていないこと、やたら高価ではないこと」が、弱い肌の人でも合いやすい化粧品選びのポイントではないかと思います。

単にカサカサかゆかゆの部分を保湿してみた

私のなかなか頑固で治らないけれどたいして悪くもないアトピックスキンと言えば、肘の内側と背中の肩甲骨回りです。

肩甲骨回りは服を着るとメンテナンスがしにくいので、よくなるスピードが遅く、スキンケアが面倒になりがちなポイント。
とりあえず肩甲骨回りは、風呂上りと朝起きたときに化粧水をぴたぴたし、肘の内側はそれに加えて気が付いたとき、掻きたいときなどに化粧水をぴたぴたしてみることにしました。

それまでは。これらのポイントの保湿はお風呂上がりの濡れたまんまのワセリン塗りのみ。
かゆみがひどいときはクレアラシルフェイスウオッシュでハンドウォッシュするけれど、基本的には薬は塗っていませんでした。

薬をもらいに行くのが面倒くさかったのと、この程度のカサカサポイントにまで何やかやと塗っていたらきりがないことから、ほぼ放置していました。
3歩進んで2歩下がるような治り具合で十分だと思っていたからです。

ワセリンを先に塗ってしまうと、肌にバリアができてしまって化粧水に意味がなくなるので、お風呂上りにバスタオルを使う前に肘の内側と肩甲骨回りに化粧水をぴたぴたし、乾燥具合がひどいときはさらにワセリンをプラスしたあと、バスタオルを使うようにします。

朝起きて着替えるときには、肩甲骨回りにも化粧水をぴたぴたし、肘の内側は気が付いたらぴたぴたするようにしました。
長年カサカサのところだから、時間がかかるだろうと思っていました。薬でもないし、もともと効果を期待していません。

ところが、１週間くらいで肘の内側の肌質が変わってきました。
肩甲骨回りについては、面倒くさいこともあって朝忘れやすく、それでも調子は今までになく良好です。明らかに、肘の内側には水分が増えてカサカサ感が減退しています。

私が使ったのはドラックストアの本当に安いどれでもいいやと選んだ化粧水です。つけて肌がピリピリしないのでそのまま使いました。

毎日せっせと肘の内側と肩甲骨回りと、化粧するときの顔に塗りますが、ミスユニバース候補生のように1週間ではなくならず、どうやら1か月以上かかりそうです。
盛大に使っているつもりでも、まだまだ足りないようです。

肌の水分が増えているようで肌質にも変化

そんなまだまだ足りない使い方であるにも関わらず、明らかにこれまでのカサカサした肌質から変化してきています。
一部に色素沈着もあり、肌質も肘の内側のその周りとは多少の差があるものの、肌そのものが持っている水分は増えてきているようです。

高々これだけの行為で改善されていくとは、恐れ入ったとしか言いようがありません。
肌が弱いから、アトピーだからと保湿を敬遠していましたが、もったいないことをしていたと思います。

最悪何も合わなければ水でもいい、とにかく水分補給を心掛けたほうがいいと、素人判断ですが私は思います。状態がかなりいいところまで持って行けたのなら、あとの仕上げはもう少しです。
何でもいいから、肌に悪さをしない物で肌に水分を補給するように保湿は大切だと思います。