顔のカサカサについて考える【美容のプロと比較】私は足りてない

最近花粉にとことん参っている私は、鼻のかみすぎで鼻の周りはガビガビ。
目の周りは痒くはないのですが、皮膚全体がカサカサしているように思います。

あく抜きが不十分なタケノコを食べて顔中が腫れあがったときに比べると軽症ですが、年齢もアップしてきて、肌そのものが元気がないときなので、肌の状態が悪いことによるダメージも心配です。

ミスユニバースの化粧水

ふと、テレビを付けたとき、ミスユニバースの候補生が普段、保湿のためにつけている化粧水の量を試してもらう企画をやっていました。
両手を出してもらい、そこに化粧水を出すのですが、「ちょっちょっちょっと！むりむりむり！」と女の子が叫んでいます。出した化粧水の量は、両手に一杯。並々注がれていました。

ミスユニバース候補生たちは、安い化粧水を使うよう指導されるそうです。
「今の日本製の化粧水は安い物でも保湿力は高く、けちらずたっぷり使うことで十分な保湿ができる。高いと人はどうしてもけち臭く使ってしまうから、十分な量が使えないくらいなら、安くてもいいものをたっぷり使いなさい。」ということだそうです。
ちなみに、普通の化粧水1本を1週間程度で使い切るとか。

私は、というと、大して高い化粧水でもないのに、ミスユニバース候補生からすれば、ものすっごいケチ臭く使っていました。
「ミスユニバースの候補生たちが肌がきれいなのは、病気でないからさ」と決めてかかるのではなく、努力していること、日々しっかりと保湿していることを無視してはいけないのだと思いました。

アトピーの人は肌が弱いので、変なものを使えばかぶれるかもしれません。
私自身は、お肌にいい〇〇が入っている高価な化粧水ではなく、肌に優しい、肌に悪そうな成分が入っていないであろう大量に使ってもOKな化粧水を探す努力が足りていないし、使う量も足りていないし、キレイを保つ努力も足りていません。

アトピックスキンがあれば、その部分のスキンケアには余念がないのですが、それ以外の、状態がいい場所に対する愛情のこもったケアが足りていないのだと思います。

スキンケアの専門家のスキンケア

美容関係者のスキンケアも、またまたTVをつけたらやっていました。

「お肌に水分をしっかりと蓄えるために、化粧水は優しくたっぷりと、オールインワンゲルでもいいから、適量をたっぷりと、肌にしみこませるように優しく塗りなさい」と指導されていました。
私の塗り方に比べると、何て丁寧。優しいタッチで、最後にしっかりと両手で温めて潤いを閉じ込めようとしています。

春先は紫外線がきつくて、肌が乾燥しやすいので、たっぷり保湿が必要と言われていました。
肌がカサカサすると、「ああアトピーだから仕方がない」と、つい思ってしまいがちですが、怠惰なスキンケア、防ぐ努力をしていない紫外線、足りない保湿。
肌がつやつや潤うはずもありません。

アトピーか否か以前の、スキンケア不足をここでも実感しました。そういえば面倒くさくて、もうずいぶんとホットタオルケアもしていません。
乳液もいつの間にか、ミスユニバースから大きすぎるほど引き離されたけちけち使用。これではプルプル肌になるはずのなく、それを都合のいいようにアトピーのせいにしているのにすぎません。

ちゃんとやろう。続かないかもしれないけれど、続けてみよう

昔は粘着気質だった私ですが、最近はすっかり何も続きません。
それでも、やってみないことには、続けられないかどうか以前になってしまいます。

スキンケアにもう少し気を遣うようにし、もう少し肌に優しく保湿もしっかりするようにし、その上でもカサカサができて初めて、「アトピーだからしかたないか」と嘆くようでないと…。
こんな適当なスキンケアなら、荒れて当たり前。どうにかなって当たり前。女として、もうちょっとどうにかしなければと思います。

最近何にも続かない私なので、今回も3日で終わるかもしれませんが、やってみて、「続かなかったから肌が荒れたままだ」と思ったほうが自分のためにもなるかなと思いました。
肌がカサカサをアトピーのせいだけにしない、私の中では画期的な考え方でした。

一番大事なのがアトピックスキンのケア、次にスキンケア

アトピックスキンは、普通のスキンケアでどうこうなるものではありません。それは、ミスユニバース候補生の真似をしても同じではないでしょうか。
アトピックスキンのスキンケアは、長年やってきているケアが一番効果的なのではないかと思います。

人によって違うのでしょうが、軽い殺菌と保湿は欠かせないと思います。
細菌がかゆみを引き起こすところもあるので、単なるスキンケア不足とは次元が違います。

スキンケアは、状態のいい肌をもっといい状態にするのを目的としています。これにより、アトピックスキンができにくくなれば一番いいと思います。
アトピーの人にとっては、スキンケアは二の次です。しかし、アトピックスキンにしないための予防策としても、スキンケアは大事かもしれません。