我が家のアトピーの最も多い部位ポイントは背中【肩甲骨回り】

我が家は男女比が4：1なこともあって、家族そろって汗っかきです。
アトピーの人は汗が出にくい人が多いと言われたりもしますが、我が家のメンバーは当てはまっていません。皮膚の油は少なめの傾向にありますが、汗は別物のようです。

確かに、掻き壊してひどい状態になっていたところがきれいになってきて、「やっと治ってきたよ～」と家族にも見せびらかしたくなるころの問題だったところの部分は、汗が出にくい傾向があるように思います。
汗腺が死んでるのかな？？などと素人判断しつつ、まだだめだなあと暗い気持ちになったりもしますが、いつの間にやら件の場所もしばらくすると汗をかけるようになるので、人間の皮膚も回復力がそこそこにあるのではないかと思います。

我が家のウイークポイントは背中

総アレルギー一家なのに、家族そろって汗っかきの我が家は、特に夏の間、家族全員が背中の肌荒れ・あせもに悩まされます。
早期にうまく対応できていればいいのですが、たいてい失敗し、一度掻き壊してしまうとなかなか治らず、冬になっても何らかの肌トラブルが残っていて、完治してきた！と思う頃は春の訪れが見えてくるころになっています。

地球温暖化の陰謀か、最近は春も秋も短めのような気がします。
春が来たなあと思ったら、いつの間にか暑くなっていて、急激な温度変化に体がついていかない我が家の面々は汗をうまく書けないまま、一気に背中のあせもだらけになり、そこをついうっかり掻きこわし、また延々と背中のトラブルを抱え込む結果になります。

とかく、背中はうまく洗えないし、うまく洗い流せているか確認もしにくく、さらにケアもしにくい場所。
なので、例えばワセリンで保湿しようにも、一番保湿したい肌荒れ部分に塗れているのかいないのか、さっぱり自分ではわからない点にイライラしてしまいます。

特にひどくなりやすい肩甲骨回り

手軽に掻きやすい部分なのか、肩甲骨の周りがひどくなりやすい傾向があるように思います。
肩甲骨と肩甲骨の間も汗がたまりやすいからか、あせもがさく裂しやすい嫌な場所です。

背中心は孫の手が届きやすく、掻きやすくするくらいなら捨ててしまえと思うのですが、掻きにくい物、刺激になりやすいもので背中を掻くと悪化のスピードが速くなるので、孫の手のほうがましかな？と思います。

しかしこの孫の手。これは掻くのには便利ですが、背中にクリームを塗る手助けになることもないし、ローションになると、全くの役立たずです。
また、高い孫の手ならいい物かというとそうでもなく、使ってみないと使い心地が今一つわかりません。

売り場で背中を掻いてみるわけにはいかないので、えいやで買ってくるわけですが、アタリの孫の手だと掻き心地が良くて刺激にならず、そっと傷にならないように掻くこともできますが、ハズレになるとちょっと掻くとピリッとしたり、みみずばれを作ったり、掻き心地がさわやかになりません。
紙やすりで削ってもあまり効果がなく、買い替えた方が使い心地が改善される可能性が高いように思います。

ハズレの孫の手は背中の、肩甲骨回りの悪化を助長することもあるので、いい孫の手を見つけるのは背中が荒れやすい我が家では死活問題ともいえるかと思います。

夫の愛用はシーブリーズローション。でも一人では塗りにくい

背中にあせもができやすい夫の愛用品はシーブリースローション。お風呂上りに塗っておくと、背中周りの肌荒れが悪化しにくく、改善されやすいようです。
お風呂上りに塗ってくれと言われることも多く、塗ってあげることも多かったのですが、最近は単身赴任しているので、めったに塗る機会がありません。
しかも、自分自身が塗ってもらえる機会も少なくなって、不便極まりない状態に。

しかし、最近の夫の背中はシーブリースローションを塗らなくてもいいんじゃないか？というくらいに良好です。夏前の一時的なこととはいえ、うれしいですね。
「背中の状態、よくなったね」と久しぶりに帰ってきた夫に言うと、「うん。次男が塗ってくれるから」夫のところにいる次男がせっせと塗ってあげているようです。

そういえば、夫の単身赴任先の下宿に遊びに行った時も、すっかり塗るタイミングを忘れた私に先立って、次男がせっせと塗っていました。
「お前は嫁か！」とちょっとジェラシーになるのもなんですが、そういえば湿布も知らないうちに奴が貼っていたような気がします。
「いかん、このままでは嫁である私はもういらないではないか？？」息子が気の利く子供に育ったことを喜ぶよりも、ピンチになった気がするのはなぜだろうかと思う、今日この頃です。

いい年して、30年近く連れ添って、誰が夫のメンテナンスをしてもいいじゃないかと思う人が多いようですが、やってくれるなら楽でいいじゃんと言われるのでしょうが、気が利かなくても気が利く嫁に、いまだになりたいと思う乙女心が残っているので、いたしかたないのです。