手の甲にできる湿疹の原因と対処法

湿疹に悩む現代人は少なくないでしょう。

中でも、手の甲にできる湿疹は人目にも入るし、印象もよくありません。

意外と見られている手、特に女性は気にするところでしょう。

手の甲にできる湿疹の原因は様々

アレルギー、睡眠不足、菌、ストレスなどが挙げられます。

しかし、中でも多くの要因は水・洗剤による荒れです。

日々の水仕事による手の余分な皮脂が落ちてしまう事が手荒れにつながることが多い。

手湿疹は一度なってしまうと完治しづらいのが厄介なところ。

毎日の洗い物に掃除という主婦やそういった職種についている人々には、一旦良くなったかと思ってもすぐ再発してしまうことが多い。

大体の場合は、数年～と完治に時間がかかってしまい、根気が必要です。

手湿疹を治すには、体の中の改善と外からのケアをする必要があります。

体の中の改善とは、血行をよくするという事。

血行が悪いと、末端神経の方に血流が届くなくなってしまうため、皮膚の再生が追いつかず、治りが遅くなってしまうのです。

血液循環を良くすると、冷え症やほかの体の調子も良くなるので一石二鳥です。

半身浴や水分摂取、食事など規則正しい生活が血行を良くする鍵となります。

そして、外からのケア

水仕事をする際には必要な限りゴム手袋などをして外敵から守る事が重要です。

水や熱いお湯を避け、ぬるめのお湯を使うようにすることを心がけましょう。

あとは、洗剤を変えてみるのもひとつの手かと思います。

合う合わないは個人差があると思うので、できる限り様々なものを試すのが良いと思います。

あとは、就寝時のケア。

綺麗に洗った手にハンドクリームを全体に塗り、特に手の甲には多めに塗って、できるなら綿の手袋をすると長時間保護してくれるので良いでしょう。

こういったケアは早ければ早いほうが良いです。

あとになってからでは遅いですから。

さらに、外出時の手袋も効果的です。

冬場、冷たい乾燥した風が皮膚を刺激して荒れることを防いでくれます。

皮膚科にかかるのもひとつの手です。

皮膚科では塗り薬や飲み薬を処方してくれます。

かゆみが出た場合、就寝中など気づかないうちに掻いて皮膚を傷つけてしまっている場合があります。

そういった場合は、治療を長引かせてしまうので、病院へ行くことも視野に入れるのもいいでしょう。

とにかく、日頃から手を乾燥させないことが予防であり、再発させない方法です。

手荒れを甘く見ず、早めの対処と継続をすることが大切です。