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加熱が不十分な卵も牛乳も食べられない子供が独立するとき

長男次男に続き、三男もいよいよ高校を卒業して進学し、自宅を巣立っていくことになりました。

長男が巣立つとき、アトピックスキンはなくなっていないものの、食物アレルギーは卒業していたので、あまり何も心配していませんでした。
ですが、よくよく考えなくても三男は加熱が不十分な卵も牛乳も食べることができません。彼は独り立ちしてやっていけるのでしょうか。

大きくなっても加熱が不十分だと倒れてしまう

加熱が不十分な卵や牛乳を口にすると、蕁麻疹が出たり下痢をし、許容量を超えると大量嘔吐してぐったりとしてしまいます。
許容量はスプーン1杯もないと思います。IgE8700の高アレルギー体質は伊達ではないなと思います。それも4歳の時に計ったきりなので、今はいくらか知りません。

増えているのか減っているのか。知りたいような知りたくないような、複雑な気持ちです。
余談ですが、IgEがある程度多くなると、検査機関も念のため再検査するようです。「再検査済み」と必ず書いてあります。

とはいえ三男も、加熱がしっかりしてあるのであれば、卵も牛乳もよほど体調が悪くない限り何ともありません。おでんのゆで卵は好物ですし、ウズラの卵も好きです。マカロニグラタンもピザも好んで食べます。
しかし、ミルクセーキを飲んだら一口で倒れる可能性もあります。市販の缶のものなら生ではないので行けるかもしれませんが、試してみる気にもなりません。

むかし、わずかな期間に通った小児科で「無理に食べさせようとするな。慣れないから」と言われたことがあります。三男の場合は、食べられるようにならないかもしれないともいわれました。
縁起でもないと思いましたが、実際完全解禁になる日はないのではないかと思います。

アトピックスキンがないから気づかれにくい

三男は小学校に入るころにはアトピックスキンがほとんどなかったので、アトピーと自己申告しないとアレルギー体質のないノーマル児と勘違いされやすく、誤飲事故ともなると彼の場合は悲惨な事態になりかねない高アレルギー体質なので、担任が変わるたびにくどくど説明しました。

先日、息子の友達が泊まりに来て、朝ご飯に卵焼きをつけてあげました。「半年ぶりに卵焼きを焼いた」という私にどよめいていました。
「うちはお弁当に毎日入っている」と彼らは言いました。お弁当に卵焼きは定番ですね。私も母が入れてくれる卵焼きが好きでした。しかし私はここのところ焼く機会がなかったので、焼いていませんでした。

申告はしませんでしたが、1か月前に買って冷蔵庫に入れっぱなしの卵を使いました。
「この子はアレルギーがあるから食べない」云々の話をしたとき、その友達二人が非常に驚いていました。

三男の高校はクラス替えがなく、二人とも高校からの友達だったので、一緒にお弁当を食べる機会があったとしても、彼のお弁当に卵系列が何も入っていないことに気が付いていなかったようです。
アトピックスキンがないことも、気づかれにくい理由のひとつかもしれません。

私がさじ加減で作る場合は卵も牛乳も抜けるけど

三男が独り立ちすると、自分で自分の口に入るものを調達しなくてはいけません。
マヨネーズが食べられない三男にとって、出来合いのサラダ類は食べられるものが限定されています。

市販のお弁当にも入っていますし、ラーメンも半熟煮卵はタブーです。ナシゴレンも卵抜きで注文する必要があります。
コンビニ弁当だとすでに乗っているので、自分で抜いて処分するしかありません。運んでいる最中に運悪く半熟の卵が流れ出したら丸ごとアウトです。

可愛い彼女ができて手作りお菓子を作ってくれたとしたら、「ごめんね食べられない」と言わざるを得ないものもあります。実のところ、言える相手ができたらいいなと思っていますが、言わないといけないとかわいそうですね。
卵を抜いて生活するのはけっこう面倒くさいので、付き合うのはノーサンキューにされるかもしれません。

もともと、三男は痩せた子供です。ご飯は結構食べますが、肉になりません。「俺は誰に似たんだろう」と言ってのけます。どうせ私は太っているとひねくれます。
もっと痩せたらどんな体系になってしまうのか心配です。肉の蓄積があれば放っておけるのですが、余計な心配が付きません。次男は丸すぎるので、二人で足して二で割ってくれれば私の心配は減るのにと思います。

独立すればどうしてあげようもないので、ただただ心配するだけです。
「ママンがご飯作りに行ってあげようか?」と言ったら絶対嫌がるので絶対に言いませんが、言いたくなる日が来るかもしれませんね。

アレルギーのある子供は料理を教えることが大切かも

長男のときにも思いましたが、アレルギーのある子供には、料理は積極的に教えるべきだったと後悔しています。食べられない市販品が多い以上、自力で何とかする必要があるからです。

「何もかもあんたがやってあげたのが悪い」と夫に言われたことがあります。その通りなので返す言葉もありません。
それでも門前の小僧で、作り方を見ていて覚えている部分もあるのが長男以外の下の子どもたちです。
次男も三男も、ある程度は料理ができます。今は、あくまである程度ですが、これからは必要に応じて作るようになればいいなと思います。

食物アレルギーがあって、何でも口にできない以上、でも食べないと人は生きていけないのだから、食べるものは自分で調達できるようになる必要があるし、なってほしいと思います。

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