クレアラシルフェイスウオッシュの代わりのものを使ってみた

ここのところずっと皮膚の状態が今一つなのに、これと言って何もしていないので、孫の手を相棒に野放図な生活をしていました。

そうしたら、不摂生の塊の長男と私のどちらがより皮膚の状態が悪いか、家族が比較し始めたので、これはいけないと思い、「そういえばこういう時、どうしていたかな」と、うすらぼんやり考えつつも、やっぱり病院に行くほど悪いとは思えないので、自分で何とかしようとしています。

こういう時のお助けアイテムを思い出す

こういう時の私のお助けアイテムと言えば、クレアラシルフェイスウォッシュ×１０だった、これで洗えばとりあえずいつまでもかゆいのとおさらばできると思い、いそいそとお風呂に入りました。

ところがいざ使おうとしたら、フェイスウオッシュ×１０が残りわずか。中身がありません。
こういう時のための買い置きだと思って、詰め替え用を取り出そうとすると、詰め替え用も切らしています。

今すぐ使いたいときに限って、詰め替え用まで切らしているのは、まさに私らしいといえますが、感心している場合ではありません。
困ったなぁと思って周りを見渡すと、三男がニキビ用に買ってくれというから買ってやって、買い置きを二つ買ったら「もういらない」と言い出したDHC薬用アクネコントロールフェイスウォッシュを発見しました。

DHC薬用アクネコントロールフェイスウォッシュ

DHC薬用アクネコントロールフェイスウォッシュは、殺菌・角質軟化成分に、新しくサリチル酸が配合されるようになっています。
高校の化学の授業でサリチル酸はおなじみですが、サリチル酸は皮膚にも刺激が強すぎるので、サリチル酸メチル（サロメチール）やアセチルサリチル酸（アスピリン）にして使うものと習うので、使える配合量がわかったんだ～でも、ぎりぎり？と思う半面、「めっちゃききそう」と思っていました。

ちなみに、クレアラシルフェイスウォッシュにもサリチル酸は配合されています。
クレアラシルフェイスウォッシュ×１０が切れている今、在庫過剰にもなっているし、DHCの方を使おうと思いました。
もちろん、ニキビケアではなく、かゆいところのハンドウォッシュ用です。

泡で出ていたような気がするのですが、しばらく放置していたせいかもともとそうだったのか、液体が出てきたので、手のひらでしっかり泡立ててからかゆいところを洗ったのですが、これがいつもの×１０より刺激的。
さすがサリチル酸だ高刺激と妙に感心しながらせっせと洗い、アトピックスキンのところは泡切れも悪いので、念入りに洗い流しました。

とりあえずは徐々に改善するものの

とりあえずは徐々に改善していくものの、頼りのDHCも、あるだろうと思って持たずに夫の単身赴任先に遊びに行くと、在庫がわずか。
明日買いに行けばいいやと思って使い切ったら、「お母さんが使い切った」とわあわあ次男が騒ぐ始末。

翌日ふらふら薬局に買い物に行くと、夫の下宿に近い薬局にはクレアラシルフェイスウォッシュ×１０が売っていたものの、なぜか詰め替え用だけが販売中。
「本体なしで詰め替え用だけ売るのはこれいかに？」と思いつつ、とりあえず在庫も必要なので詰め替え用を買って、もう少し遠い薬局へ梯子しました。

もう一軒の薬局には本体だけが売っていて、これもどうしてか疑問に思いつつも、なぜか一抹の不安感もよぎりながら、あったからいいやと買って帰りました。
そして夜、お風呂に入ったときに一抹の不安感の原因がわかりました。「×１０」でなくて、本体はノーマルタイプ。道理でなんだか違和感があったはず。

使い心地は非常にマイルドで、×１０よりもDHCよりも殺菌力が弱そうです。仕方ない、これでぼちぼち使っていくしかありません。
家に帰ればDHCも、×１０もあるから、良しとします。次男は当分マイルドタイプでニキビケアをすればよろしい。

マイナー商品は仕方がない

ニキビケアも、次々と新しい商品が出てきています。いつまでもマイナーな売れ筋ではない商品にしがみついていると、こういった事態に陥るのだと思います。
ですが、売れ筋の新商品が気に入るとは限らないので、なかなか冒険できないでいます。

DHCは通販で買う方が何でもそろうのですが、届くまで数日かかってしまいます。買いに行ってショップに何もかもあるわけではないのが難点です。
しかし、サリチル酸のような、素人でもよく知っている物質がメインとして使われていると、ちょっとマニアな私はうれしくなって使い続けたくなります。

知っているか否かよりも、効果があるかどうかが本当は大事なのですが、長年慢性的な病気と付き合ってくると、画期的な効果を期待しなくなる分、変なところに注目してしまうようになるのかもしれません。

とにかく肌がどうのこうのよりも、かゆいのはつらいので、何とかならないかなあとぼんやり考えます。
かゆかろうが肌の状態がいまいちだろうが、明日はやってくるので、そんなことは後回しにして、今日のご飯は何にしようと考える方が私にとっては大問題なので、「×１０」がついているか否かは考えないことにします。