アトピーの必需品は空気清浄機？加湿器？機械もいいけどお手入れも！

春先は悪化しやすいアトピー。アトピーに限らずありとあらゆるアレルギーが悪化しやすくなっています。
いわずと知れた花粉や黄砂など、吸入抗原が満載の季節なので、春先ほど油断できない季節はありません。

空気清浄機　ＶＳ　加湿器

春先の花粉対策として、アトピーに必要なのはどちらでしょうか。

十分に換気をすると、花粉がどんどん室内に取り込まれてしまいます。
すると換気がどうしても不十分になってしまうので、エアコンを付けておくのはもはや避けられません。

冬も、室内の空気が汚れると調子が悪くなりやすく、燃焼により水が生じてしまうストーブを多用すると「過湿→結露→カビ」というありがたくない図式も出て悪化の要因の一つになってしまいます。

ストーブにするかエアコンにするかとなると、エアコンに軍配を上げてしまいます。

実際問題として、エアコンにはある程度のフィルターが装備されています。
フィルターをきちんとメンテナンスすることで、ある程度清浄な空気が換気なしでも維持できます。

しかし、冬の暖房がエアコンのみの場合や、夏の間ずっとエアコンをつけていると、妙に肌寒い感じがします。設定温度を高めにしても同じです。

エアコンで寒いとき、湿度を見るととても低いことが分かります。この湿度をあげてあげることで、室温が一気に高く暖かく感じられるようになります。

同じ温度なのですが、耐寒温度が全く違います。快適な住空間にするためには、エアコンを多用する場合、加湿器は欠かせません。

すでに加湿器がある場合、エアコンのフィルターだけでは不十分な時はさらに空気清浄機があるともっと快適になります。
吸入抗原に弱い場合、これらの文明の利器はもはや必需品と言えます。

どちらかしか買えないとなると、まず加湿器から購入し、次に空気清浄機を買い足すとよいかと思います。

お手入れが大切

空気清浄機も加湿器もエアコンも、フィルターのお手入れが欠かせません。

これをさぼると、かえって汚れた空気を室内に循環させることになってしまうので、何のために自然の換気を使わず機械に頼っているのか意味がなくなってしまいます。

快適な住空間を保つためには、設備をそろえることも必要ですが、メンテナンスが重要になってきます。

面倒かもしれませんが、1～2週間に一度フィルターを洗ってあげるだけでお肌の調子が全然違います。
薬に頼らずいい状態を維持することができることこそ、一番重要だと思います。